今回は、読めば

・他人の幸せが気にならなくなる
・他人のことが気にならなくなる

話を書きました。


それでは、始まり。


自分は自分で輝ければいい



ゆい「ああ、嫌だ嫌だ」

ゆいは苛立っていた。



ゆいは常にスマホを眺めている今時の若者。
特にSNSはいつも見ている。



ゆい「彼氏とのデート、友達とテーマパーク、頑張ってますアピール」

ゆい「批判、悪意、自分中心の意見」

ゆい「嫌だ嫌だ」



ゆいは人のことが気になってしまうようだ。

そんなゆいは、人のことを気にしてばかりで心を疲弊させていた。



ゆい「はぁ」



ゆい「私、何やってんだろ」

ゆい「虚しい」

ゆい「私って何なんだろ」





ある日

ゆいは買い物に街へ出かけていた。

視界を覆うほどのたくさんのお店
ぶつからないように気をつけなければいけない人混み
ざわざわと聞こえる人の声のかたまり


活気のある街並みは嫌いではなかった。

しかし、ゆいの心は晴れない

ゆい「はぁ」



じゃらら~ん♪



ゆい「?」

女の子が弾き語りをしていた。
ゆいと同い年ぐらいだろうか。


ゆい「 (弾き語りね) 」
ゆい「 (弾き語りなんてよくやるよね) 」
ゆい「 (私には無理だわ、楽器できないし) 」



歳が同じぐらいだからか、いつもは立ち止まらないゆいも、今日は立ち止まった。



街に音が鳴り響く


女の子は堂々と楽器をかき鳴らし
声を張り上げ
全力で自分を表現していた。



自分の目の前に、自分とは全く違った人間がいる。

私だったら例え楽器が弾けたとしても、同じことは出来ないだろう。

ゆいはそう思った。


女の子の歌声が青空に響く


私が普段、気を取られている人たちとはまるで違う人

そう、ゆいは思った。



ゆい「...」

女の子は決して歌が上手い訳ではなかった。

ゆい「...」

だけど

ゆい「...」


ゆいの心には響いた。


ゆい「...っ」


自分とも、自分が普段見ている人とも
全く違った人


なのに


目の間の女の子は輝いていた。


私だったら例え楽器が弾けたとしても、歌が上手かったとしても、彼女のように街中で弾き語りなど出来ないだろう。

周りのことを気にして感情を乱されている私には、到底無理だ。

なのに、目の前の女の子はそれをやっている。

私と同い年ぐらいなのに。

楽器を自分の身体の一部のように使いこなし
熱く語るように歌を歌い
全力で自分を表現している。

キラキラと輝いている。

そう、ゆいは思った。



女の子の演奏が終わった。

7、8人ぐらいが拍手をしている。

ゆいも自然と拍手をしていた。


女の子は笑顔で、ありがとうございました、と言いその場を後にした。





.....



女の子の演奏を聴いて、ゆいは決心した。



ゆい「...」

ゆい「もう人のことを気にするのはやめよう」

ゆい「私は私で輝けばいいんだ」



おしまい


終わりに


他人がどうであろうと気にしなくていいのです。

あなたはあなたで輝ければいいんです。


では、この辺で。
カラクでした。