どうも、カラクです。

「自分の能力が低い」と落ち込むことってありますよね。
僕がそうでした。

今回は、読めば

・自分の能力が低い、と落ち込むことがなくなる
・自分の能力でも大丈夫だ、と思えるようになる

物語を書きました。

よかったら読んでみてください^^


では、はじまりはじまり~


小さな力しかなくても大丈夫だよ




そう太はこんなことをときどき口に出している。

そう太「世の中、結局才能だよなぁ」

世の中才能だと思っているみたいだ。

そう太
「俺の周りでたくさん金を稼いでるのも、仕事の才能がある奴」
「たくさんの友達に囲まれて楽しそうにしてるのも、人に好かれる才能がある奴」
「可愛い彼女がいるのも、モテる才能がある奴、イケメンとかな」


そう太はそんなことを口に出していた。

そう太がこんなことを思うのも仕方がないのかもしれない。

世の中、
才能によって何かを成し遂げる人がいて
才能によって何かを諦める人がいる

そう太も若いなりに生きてきてそう感じたみたいだ。



そう太
「俺も何か才能があることで勝負しよ」

そう心に決めたのである。

「努力には限界があるし」
ボソっとそう呟いていた。


そう太はまずは自分の才能を探すことから始めた。

自分の過去を振り返り
昔、得意だったこと
周りより優れていたところ

などを考えていた。


そう太「あ、俺、パソコンは周りより得意だったな」

そう気づいた。


そう太
「パソコンと言ったらやっぱプログラマーだよな」
「給料もいいって聞くし、プログラマーになろっと!」

自分の目指すところがぼんやりとだが決まり、うきうきしていた。



そう太はプログラマーになるべく、勉強を始めた。

自分でも言っていた通りパソコンは得意だった。

そのおかげもあってか勉強は順調に進んだ。

資格も取れた。


そう太は才能があったみたいだ。

プログラマーになろうと決意してから特に苦労もなく
そう太は新米のプログラマーになり、就職をした。


そう太「よっしゃー!プログラマーになれた!才能があって良かった」


そう太の人生は順調だった。


そう太「仕事も順調に覚えられてるし!」
そう太「給料も高いし!」
そう太「最高だ!」


そう太は喜んだ。

そう太は自分の選択を正しかったと思った。



一年が経った。


仕事は大変だったが、変わりなく仕事をしていた。


だが、ある日、人手が足りなくなった。

大変な職場だったため、辞める人は定期的にいた。
定期的にいたが、また新しい人が入って...といった感じに何とかやり過ごしていた。

しかし、今回は辞めた人が多かった。

一人辞め、また一人辞め、そしてまた一人...と。

新しい人も満足に入って来ず、人手不足になった。

必然的にそう太の仕事は増えた。
それはそう太の生活がガラッと変わるほどだった。


そう太「はぁ...はぁ...仕事が多い」

そう太「出勤時間を2時間早めて、残業を増やしても、とても追いつかない」

そう太「ちゃんとした休日もない」


そう太の心身は傷ついていった。


結局、そう太は体調を崩して会社を辞めてしまった。


そう太は身体を休めることにした。


そう太「はぁ...辛かったな」


激務をこなしている時は仕事が出来なくなるほど体調を崩したが、休めばそんなに時間がかかることなく回復した。


しかし、そう太の心中は荒れていた。



そう太「せっかく途中まで上手くいっていたのに」

そう太「ちゃんと計画を立てて行動したのに」

そう太「俺は間違っていたのか?」



そう太「...」



そう太「才能だけじゃ上手く行かないのかな」
そう太は寂しそうにボソりとつぶやいた。





どうすれば良かったんだろう





答えが見つからなかった。



そう太はもともと才能というものにこだわっていた訳ではなかった。

むしろ努力を重ねるタイプだった。

苦手だった歴史も努力して覚えていった。
得意だった数学も努力でさらに伸ばしていった。
どちらでもない英語は努力で平均以上を取れた。

そう太は努力を重ねていったのだ。


しかし、そう太は高校受験に落ちてしまった。

志望校に行けなかったのだ。

志望校は、校風や部活、イベントなど、そう太にとって魅力的な高校だった。
この学校に入ったら楽しそうだなぁと何度か考えた。考えるたびに胸が躍り楽しみだった。そう太にとって、その学校は希望で満ち溢れていた。

手に入れたい未来だった。

一般的に入るのが難しい学校だったが、望んだ未来のためだったらやる気が湧いてきて、たくさん努力した。

努力した

努力した


でも、駄目だった。


自分は努力しても駄目だった。


自分以外に受かってる人がいる。

その現実は嫌というほど理解できる。

自分とその人たちの違いは何だったんだ。


何だったんだ.....






そう太は寝室の天井を見ながら昔のことを思い出していた。


そう太「才能が成功のカギじゃなかったのかよ」
そう太は涙ぐんでいた。


たまたま勤めた会社が激務だった、という簡単な問題ではなかった。

自分なりに考えた選択で失敗したことが深く傷ついた。

得意なことだったらきっと上手くいく、あの日絶望していたそう太に残された希望だった。

しかし、環境など、得意ではどうにもならないことがあった。

絶望の中見つけた希望といえる”答え”が間違っていた。

そう太にとってそれは大きかった。



そう太は人生をどう進めていけばいいか分からなくなっていた。


そう太「どうすればいいんだ...」

そう太「努力でも得意なことでも上手くいかなかった」

そう太「もう疲れた...」


そう太「俺は何がしたいんだ」


そう太は何をすればいいか分からなくなった。


それからもそう太はしばらく休んでいた。
何もやる気が起きず、ベッドの上で横になることが多かった。


そう太「...」


そう太「どうしよう」

そう太は横になりながらずっと考えていた。

考えて

考えて

考えた


そして、そう太は一つの答えにたどり着く。


そう太「やりたいことをやろう」


そう太は吹っ切れた。

そう太「努力しようが得意なことをやろうが、上手く行かないときは上手く行かない」

そう太「だったらやりたいことやろう」


そう太の中でふつふつとやる気が湧いてきた。

そう太は立ち直れた。


そして、そう太はこんなことも思うようになった。


そう太「そういや、受験失敗した時は凄くショックだったけど」
そう太「努力しても意味ないじゃんって思ったけど」


そう太「努力してるときは充実してたなぁ」


そう太「おれ頑張ってる、って思えたし」
そう太「勉強してるときに握ってくれた母ちゃんのおにぎりは美味しかったし」
そう太「心は満たされてたなぁ」


そう太「俺、努力するの好きかも」


そう太「もう一度、努力しよう」

そう太「あの時は、時間が足りなかったのかもしれない」

そう太「だから、努力することが悪いんじゃないんだ」

そう太「努力自体はとても良いことなんだ!」


そう太「今度は、時間をかけて努力を継続してみよう



そう太は前を向くことが出来た。

そして、あることにたどり着く。



そう太「でも、やっぱり努力が報われないのは悲しいよな」

そう太「まぁ、俺はもう大丈夫だけど」

そう太「あっ」

そう太「努力が報われない人なんて、俺以外にもいくらでもいるんだよな...」



そう太「だったら俺は、その人たちを応援したい!!!」



そう太は自分のやりたいことが見つかった。

それからそう太は、努力をしても報われない、努力をしたい人たちを応援する活動を始めた。

初めてやることだった。上手くいかないことだらけ。

しかし、そう太は努力した。

努力してもいまいち結果が出ないこともたくさんあった。
だけど、そう太は諦めずに努力を継続した。


努力した経験
努力しても駄目だった経験
才能があれば上手くいくと思った経験
それでも駄目だった経験
立ち直った経験

これまでの経験が活きているようだ。

そして、やりたいと思ったことが、そう太を支えた。


そうしていく内に
そう太のもとには、そう太の理念に共感した人が集まってきた。

男性「手伝いたいです!俺も努力が報われない人を助けたいです!」
女性「私も努力が報われないことがありました。だから、私もそんな思いをする人を少なくしたいです。」

そうやってそう太のもとに数人が集まった。

そう太は快く受け入れた。

そう太はそのグループで活動を続けた。


そう太はときどき、こんなことを言っていた。


そう太「俺は、俺たちは、小さな力しかない。だけど、たとえ小さな力しかなくとも、継続すれば何かを成し遂げられる。」

それを聞いた仲間たちは深くうなずいた。



そう太たちが活動を続けてる内に、大きな問題が出てきた。

それは、この先どうやって活動を続けていくか、ということである。

そう太たちはいまいち納得のいく結果が出ていなかった。

みんな仕事をしながら活動をしている。

それなのに、いまいち結果の出ない活動を続けていくのが、みんなだんだんとキツくなっていた。


結果が出ない。


それがそう太たちの大きな壁だった。

そこでそう太は言った。

そう太「みんなが辞めたいならいつでも辞めて大丈夫。だけど俺はこの活動を続ける。」


そう太は向かい風でも努力を継続することにしていた。


そんなそう太を見た仲間たちは、自然とやる気を出していた。

仲間たち「自分たちも頑張りますよ!!」


そう太たちはそれからも活動を継続した。

小さな力でも継続したら成し遂げられる

と、信じて。


そう太たちは優れた能力を持っているわけではない。
それだからか結果は中々出ない。

だから、必死で継続をした。

結果が出ない中でも、続けて続けて、続けた。

途中で何度もめげそうになったが、必死で続けた。





そうやって諦めずに努力を継続していると



ついにそう太たちは満足のいく結果を出すことが出来た。



そう太たち「やったーー!!!」

みんな喜んでいた。

両手を挙げて喜ぶ人
ぴょんぴょん跳ねて喜ぶ人
泣きながら喜ぶ人

色んな人がいた。

そう太は泣きながら喜んでいた。

そう太「努力して良かった...」
そう太「みんながいてよかった...」
そう太「諦めないで継続して良かった...」

そう太は泣きながらそう言っていた。


そう太は努力は報われると知った。
仲間の大切さ、仲間のありがたさを知った。
小さな力でも継続すれば何かを成し遂げられると知った。


そう太「頑張って良かった」

そう太は仲間たちと一緒に満面の笑みを浮かべている。



そしてそう太たちはさらなる目標へと進んでいくのであった。



おしまい。


終わりに

最後まで読んでくれてありがとうございました!

今回の物語にも出てきたように
小さな力でも継続すれば何かを成し遂げられるのです。

なので、自分の能力は低い...と落ち込む必要はありません。

継続すれば大きな力になります。

だから、継続することを大事にしてくださいね。


では、この辺で。

カラクでした。